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函館市のトラック・重機買取|除雪機械494台の街で売るときの選び方

函館市
クレーンを備えた平ボディのトラック
写真はトラックのイメージで、本文で紹介している事業者とは関係ありません。イメージ写真:Action Construction Equipment Ltd. - ACE / Pexels

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函館の除雪は、市が58社に委託し、業者が自前で持ち込む機械が合計494台という体制で回っています(令和7年度函館市除雪計画、令和6年12月現在)。市が自ら保有する除排雪機械は小型除雪機を中心に135台にとどまり、ダンプ・ドーザ・グレーダといった大型機械はほぼ民間の建設業者の資産です。つまり函館では、除雪機械の所有者=地元の事業者。その入れ替えや世代交代のたびに、機械をどう手放すかという問題が発生します。この記事では、函館でトラック・重機を売るときの選択肢を整理します。

売り先は「何を売るか」で分かれる

業者対象費用(公式サイトの記載)函館への対応
トラックファイブトラック全般・重機・バス・特殊車両査定料・出張費・書類代行・査定後キャンセル無料「札幌・旭川・函館を中心に北海道全域へ出張」と明記
建機買取屋.コム重機・建機のみ(トラック・バスは対象外)査定料・出張費・引き取り費用・手数料・キャンセル料無料全国対応(沖縄県のみ対象外)

※2026年7月時点の各社公式サイトの記載です。なお、函館市内に本拠を置く中古トラック・重機の専門買取業者は、今回の調査では公式サイトで所在地を確認できませんでした。市内には大型トラックの正規ディーラー(函館三菱ふそう自動車販売、昭和3丁目)や建設機械レンタルのアクティオ函館営業所(桔梗町)がありますが、買取専門店は出張対応の全国業者を呼ぶ形が現実的です。

トラックファイブ|函館を名指しで出張エリアに挙げている

株式会社トラックファイブ(東京都港区、創業2003年、古物商許可 東京都公安委員会 第301081905967号)の商用車買取専門店です。北海道支店は札幌市中央区にあり、北海道エリアのページに「札幌・旭川・函館を中心に北海道全域へスタッフが出張」と函館が名指しで記載されています。年間買取台数は12,000台。

買取対象はダンプ・平ボディ・クレーン・アルミウィング・冷蔵冷凍車・トレーラーヘッド・塵芥車などのトラック類に加え、油圧ショベル・フォークリフト・ホイールローダー・ブルドーザー・ロードローラーなどの重機、バス・マイクロバスも含みます。不動車・事故車・車検切れ・改造車・錆のひどい車両・クラッチやギアに不具合のある車両も買取対象とよくあるご質問に明記。査定料・出張費・名義変更などの書類代行はすべて無料で、査定後のキャンセルも無料です。連絡は最短10分・最長24時間以内、引き取りは査定当日でも可能としています。

弱点として、公式サイト内で累計買取金額が750億円・500億円・715億円の3通り、拠点数が9店舗と11拠点の2通りに食い違っています。また不動車の引き揚げ費用を誰が負担するかの明記が見当たりません。動かない機械を売るなら、この点を最初に確認してください。

建機買取屋.コム|重機専門で引き取り費用も無料

株式会社リペスタ(大阪市西区)が運営する重機・建機専門の買取サイトです。よくあるご質問で「重機専門買取りですのでユンボ、クレーンなどの重機のみの買い取りになります」と明記しており、トラック・バスは扱いません。対象はユンボ・パワーショベル・タイヤローラー・ミニクレーン・ホイールローダー・コンバインドローラー・ブルドーザーなどです。

費用は査定料・出張費・引き取り費用・書類手続き費用・キャンセル料のすべて無料。「指定場所まで、弊社が引き取りにお伺いいたします。引き取り費用はかかりません」と明示されています。支払いは引取り時に現金一括で、「買取り成立後 最短で即日現金化」とも記載。不動車も「年式・車種・状態、問いません」として買取対象です。

注意すべきは会社情報の薄さです。古物商許可番号がサイト上のどこにも表示されておらず、設立年・資本金・代表取締役名の記載もありません。フッターの著作権表記は運営団体として記載された社名と異なります。買取エリアは「全国(ただし沖縄県内の重機は買取・引き取り不可)」で、北海道を名指しした記載はないものの除外は沖縄だけです。申し込む前に電話で会社情報と対象可否を確認してください。

函館ならではの事情

除雪機械の主役は民間の資産

函館市の除雪委託業者58社が持ち込む機械494台の内訳は、ダンプトラック10t 113台・4t 82台(ダンプだけで195台)、除雪ドーザ(プラウ)136台、同(バケット)52台、除雪グレーダ44台、除雪トラックグレーダ12台、歩道ロータリ17台、ロータリ除雪専用車8台、ロータリ除雪装置車7台、凍結防止剤散布機搭載車20台、歩道除雪車3台。除雪期間は11月中旬から3月31日で、道路除雪路線延長は1,137.9kmです。

注目したいのは、函館市の除雪計画そのものが「除雪オペレーターの高齢化や新たな担い手不足、除雪機械の老朽化など様々な課題」を明記していることです。市は平成22年度から機械経費の最低保障制度を導入し、令和6年度からは対象台数を増やして労務費も対象に加えました。稼働できる状態の除雪機械が地域として不足気味であることを、行政が制度で下支えしているという構図です。手放す機械が「まだ現役で使える状態か」は、こうした地域では特に問われることになります。

フェリーで本州とつながる立地

函館港のフェリー貨物は令和6年で延べ407,106台、うちトラックが113,583台(移出55,586台+移入57,997台)。津軽海峡を越える大型車が年間10万台規模で行き来しています。航路は函館〜青森(津軽海峡フェリー、青函フェリーは1日8往復)と函館〜大間(津軽海峡フェリー)。函館港は取扱貨物量29,768,251トンのうち約75%がフェリー貨物で、実質「フェリーの港」です。

売り手にとって意味があるのは、買い手が本州から来やすく、車両を本州へ出しやすいということです。ただし航送運賃や引き取り費用の具体額は今回確認できていないため、「だから高く売れる」とは言えません。査定額と引き取り条件をセットで比べてください。

建設業は人が増えている数少ない業種

函館市の全産業の従業者数は平成28年の112,081人から令和3年の105,260人へ6.1%減少しましたが、建設業だけは8,268人→8,333人と0.8%増えています(経済センサス-活動調査)。事業所数は1,091事業所で市内4位、企業ベースの売上は1,851億8,900万円で市内3位です。人も車両も回り続けている業種であり、機械の入れ替え需要も継続していると考えられます。

売るか使い続けるか迷っているなら、車検を通すか今売るかの損得計算で手取りを並べてみてください。

手続きの窓口

普通貨物車・大型特殊車の移転登録(名義変更)や抹消は函館運輸支局(西桔梗町555番24)が窓口です。管轄は渡島総合振興局管内と檜山振興局管内で、函館市・北斗市から松前町・江差町・奥尻町までを含みます。ナンバー表示は「函館」です。

ここで押さえておきたいのは、函館ナンバー圏が函館市よりずっと広いこと。北斗市や七飯町、さらに檜山の町からでも同じ支局が窓口になります。出張買取を呼ぶ場合も、市外だからといって対象外になるとは限りません。住所を伝えて対応可否を確認してください。

移転登録は事由があった日から15日以内に申請する義務があります(道路運送車両法第13条)。トラックファイブは名義変更・一時抹消の無料代行を明記しています。

よくある質問

函館市外(北斗市・七飯町など)でも出張査定に来てもらえますか?

トラックファイブは「北海道全域へスタッフが出張」と記載しています。建機買取屋.コムは沖縄を除く全国対応です。ただし地域により条件が変わる可能性があるため、申し込み時に住所を伝えて確認してください。

古い除雪ドーザでも値段が付きますか?

建機買取屋.コムは「重機・建機であれば年式・車種・状態、問いません」「不動車も買取いたします」と記載しています。トラックファイブも不動車・事故車をそのままの状態で査定可能としています。値段が付くかどうかは実機を見てもらわないと分かりませんが、査定自体は両社とも無料です。

ダンプを本州の業者に売る場合、輸送費はどうなりますか?

今回の2社はいずれも出張査定で、建機買取屋.コムは引き取り費用無料を明記しています。トラックファイブは引き揚げ費用の記載がないため確認が必要です。航送運賃を自分で負担するかどうかは業者によって変わるので、金額提示のときに必ず確認してください。

特定自主検査の記録は渡す必要がありますか?

労働安全衛生法にもとづく特定自主検査の記録を、中古売買で買主に引き継ぐことを義務づけた条文は確認できませんでした。検査と記録保存の義務は使用する事業者に課されるものです。ただし整備履歴が分かる資料は機械の状態を説明する材料になるので、手元にあれば査定時に見せることをおすすめします。

まとめ

函館は除雪機械の大半を民間業者が保有し、行政が機械の老朽化を課題として挙げるほど現役機の価値が意識される地域です。トラックも重機も見てもらうならトラックファイブ、重機だけなら引き取り費用まで無料の建機買取屋.コム。どちらも査定は無料なので、2社に声をかけて金額と条件を並べてください。札幌市・苫小牧市・北海道全体のまとめもどうぞ。数値は2026年7月時点の各社公式サイトおよび函館市・北海道運輸局の公表資料にもとづきます。

函館市の除雪委託業者が持ち込む機械(令和6年12月現在)

令和7年度函館市除雪計画より。委託業者58社が自前で持ち込む契約機械の合計494台の内訳です。市自身の除排雪機械保有は小型除雪機を中心に135台にとどまり、大型機械はほぼ民間の資産になっています。

データを表で見る
除雪ドーザ(プラウ)136台
ダンプトラック10t113台
ダンプトラック4t82台
除雪ドーザ(バケット)52台
除雪グレーダ44台
凍結防止剤散布機搭載車20台
函館市のトラック・重機買取|除雪機械494台の街で売るときの選び方の図解
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