トラウル

旭川市のトラック・重機買取|農機・除雪機械の売却と手続きの窓口

旭川市
クレーンを備えた平ボディのトラック
写真はトラックのイメージで、本文で紹介している事業者とは関係ありません。イメージ写真:Action Construction Equipment Ltd. - ACE / Pexels

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旭川市には貨物用の車両が23,381台、大型特殊車が3,009台、特種車が5,082台あります(北海道運輸局「市町村別保有車両数」令和8年3月31日現在)。旭川運輸支局管内の貨物用車両54,506台のうち、およそ43%が旭川市に集中している計算です。水稲の作付面積・収穫量はいずれも道内1位、市道の実延長2,145kmのうち2,135kmが除雪対象という土地柄で、トラック・重機・農機がそれぞれ違う理由で動いています。この記事では、旭川で車両や機械を手放すときの選択肢と手続きを整理します。

売り先は「何を売るか」で分かれる

業者対象費用(公式サイトの記載)旭川への対応
トラックファイブトラック全般・重機・バス・特殊車両査定料・出張費・書類代行・査定後キャンセル無料「札幌・旭川・函館を中心に北海道全域へ出張」と明記
建機買取屋.コム重機・建機のみ(トラック・バスは対象外)査定料・出張費・引き取り費用・手数料・キャンセル料無料全国対応(沖縄県のみ対象外)

※2026年7月時点の各社公式サイトの記載です。農業機械(トラクター・コンバイン等)については、どちらのサイトにも買取対象としての記載が見当たりませんでした。農機を売る場合は対象になるか電話で確認してください。

トラックファイブ|旭川を名指しで出張エリアに挙げている

株式会社トラックファイブ(東京都港区、創業2003年、古物商許可 東京都公安委員会 第301081905967号)の商用車買取専門店です。北海道支店は札幌市中央区にあり、北海道エリアのページに「札幌・旭川・函館を中心に北海道全域へスタッフが出張」と旭川が名指しで書かれています。年間買取台数は12,000台。

買取対象はダンプ・平ボディ・クレーン・アルミウィング・冷蔵冷凍車・トレーラーヘッドなどのトラック類に加え、油圧ショベル・フォークリフト・ホイールローダー・ブルドーザー・ロードローラーといった重機、バスまで含みます。不動車・事故車・車検切れ・改造車・錆のひどい車両・クラッチやギアに不具合のある車両も買取対象と、よくあるご質問に明記されています。査定料・出張費・名義変更などの書類代行はすべて無料、査定後のキャンセルも無料です。

注意点として、公式サイト内で累計買取金額が3通り(750億円・500億円・715億円)、拠点数が2通り(9店舗・11拠点)に食い違っています。数値の管理には甘さがあると見ておいてください。また不動車の引き揚げ費用の負担者が明記されていないため、動かない車両ではその点を先に確認してください。

建機買取屋.コム|重機専門・引き取り費用まで無料

株式会社リペスタ(大阪市西区)が運営する重機・建機専門の買取サイトです。よくあるご質問で重機・建機以外は扱わないと明記しており、トラックやバスは対象外です。対象はユンボ(油圧ショベル)・パワーショベル・タイヤローラー・ミニクレーン・ホイールローダー・ブルドーザーなど。

費用は査定料・出張費・引き取り費用・書類手続き費用・キャンセル料のすべてが無料と記載されています。「指定場所まで、弊社が引き取りにお伺いいたします。引き取り費用はかかりません」と明示されているのは、運搬に費用がかかる重機では大きな要素です。支払いは引取り時に現金一括。不動車も「年式・車種・状態、問いません」として買取対象としています。

一方で会社情報が薄く、古物商許可番号がサイト上のどこにも表示されていません。設立年・資本金・代表取締役名の記載もなく、フッターの著作権表記は運営団体名と異なります。「買取をしていない車種もございます」と留保しながら、その機種は開示されていません。申し込み前に電話で会社情報と対象可否を確かめておくのが安全です。

旭川ならではの事情

農機は「運輸支局ではなく市役所」の手続きになることがある

旭川市は水稲の作付面積6,310ha・収穫量38,200t(令和7年産)でいずれも北海道内1位。耕地面積13,700haのうち10,600haが田で、農業経営体は902(2020年農林業センサス)あります。トラクターやコンバインを手放す機会は日常的にあるはずです。

ここで押さえておきたいのが、農業機械は車両区分によって手続き先が変わることです。農耕トラクタや田植機などは、最高速度35km/h未満であれば小型特殊自動車に分類され、道路運送車両法上の登録も車検も不要で、市町村への申告と課税標識(ナンバープレート)の扱いになります。売却・譲渡のときは市の窓口へ届け出て標識を返納し、譲り受けた人が自分の住む市町村で交付を受ける流れです。一方、最高速度35km/h以上のものは大型特殊自動車となり、運輸支局での登録・車検の対象になります。

同じ「トラクター」でも手続き先が市役所と運輸支局に分かれるので、売る前に自分の機械がどちらの区分かを確認してください。

除雪機械は市道のほぼ全線が対象という規模

旭川市が管理する市道は実延長2,145.2kmで、そのうち除雪延長は2,135.2km(令和7年4月1日現在)。ほぼ全ての市道が除雪対象です。除雪センターを市内9地区に設置し、幹線道路は新たな降雪10cm超、生活道路は15cm超で出動、午前0時ごろに出動を判断して午前7時までに終える体制をとっています。市の啓発サイトでは「400台近くの除雪車」と説明されています。

気候は1月の平均気温が氷点下7.0度、真冬日73.7日、年間の雪日数151.5日(平年値1991〜2020年)。累積降雪量は令和7年度で490cm、過去10年平均で496cmです。除雪ドーザ・ロータリ除雪車・ホイールローダーの稼働期は11月から3月なので、売却の相談は稼働期を外して動くことになりますが、買い手は次の冬を見据えて動きます。時期による相場の差は公的なデータで確認できないため、査定で確かめてください。

林業の機械も動く土地

上川総合振興局管内の素材生産量は449,539m³で、うち旭川市分が49,465m³。管内の針葉樹382,322m³のうちカラマツが156,726m³を占めます。旭川家具の産地を支える木材の集散地でもあり、林業機械や運材トラックの入れ替えも起きる地域です。

手放すか使い続けるか迷っている段階なら、車検を通すか今売るかの損得計算で、整備費をかけて2年使う場合と今売る場合の手取りを並べてみてください。

手続きの窓口

普通貨物車・大型特殊車の移転登録(名義変更)や抹消は旭川運輸支局(春光町10番地1)が窓口で、交付されるナンバーは「旭川」です。管轄は上川・宗谷・留萌の各総合振興局管内と、空知総合振興局のうち深川市・雨竜郡。軽トラックや軽ダンプは軽自動車検査協会 旭川事務所(春光6条5丁目1番23号)が担当します。前述のとおり、小型特殊に当たる農耕トラクタは旭川市役所への申告です。

移転登録は法律上、事由があった日から15日以内に申請する義務があります(道路運送車両法第13条)。トラックファイブは名義変更・一時抹消の代行を無料と明記しているので、農繁期や工期で窓口に行く時間が取れないときは代行込みで依頼する選択もあります。

よくある質問

トラクターやコンバインも買い取ってもらえますか?

今回比較した2社の公式サイトには、農業機械を買取対象とする記載が見当たりませんでした。トラックファイブは重機を扱いますが対象一覧に農機はなく、建機買取屋.コムは重機・建機のみと明記しています。農機を売る場合は、対象になるかを電話で確認するか、農機を扱う地元の販売店にも並行して相談してください。

車検切れで動かないダンプがあります

トラックファイブは車検切れ・不動車をそのままの状態で買取可能と明記しています。引き揚げ費用の負担については記載がないため、申し込み時に確認してください。

重機は査定にどれくらいかかりますか?

建機買取屋.コムは、電話での概算はその場で伝え、実機の査定は「ほとんどの機種は即日中に査定金額をご提示」としています。型式・シリアル(機番)・稼働時間を手元に用意しておくと話が早く進みます。

雪解け後に売るのと、秋に売るのはどちらが良いですか?

除雪機械の需給が時期でどう動くかを示す公的なデータは確認できませんでした。稼働期(11〜3月)を外すのが現実的ですが、買い手が次の冬に備えて動く時期でもあります。金額は複数社の査定で確かめるのが確実です。

まとめ

旭川はトラック・重機・農機・林業機械がそれぞれ別の理由で動く街です。トラックと重機はトラックファイブが旭川を名指しで出張エリアに挙げており、重機だけなら引き取り費用まで無料の建機買取屋.コムという選択肢があります。農機は車両区分によって手続き先が市役所と運輸支局に分かれる点に注意してください。札幌市・帯広市・北海道全体のまとめもどうぞ。数値は2026年7月時点の各社公式サイトおよび旭川市・北海道運輸局・農林業センサスの公表資料にもとづきます。

旭川市の車両保有台数(区分別)

北海道運輸局「市町村別保有車両数」令和8年3月31日現在。貨物用は普通車10,480台・小型車12,181台・被牽引車720台の合計。大型特殊車にはホイールローダやトラクター等の登録車が含まれます。旭川運輸支局管内合計では貨物用54,506台・大型特殊車10,652台で、旭川市が管内の貨物用車両の約43%を占めます。

データを表で見る
貨物用(普通・小型・被牽引)23,381台
特種車5,082台
大型特殊車3,009台
旭川市のトラック・重機買取|農機・除雪機械の売却と手続きの窓口の図解
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